Interview

メック卒業生インタビュー

やはり臨床経験のある先生方に教えてもらえるのは違うな、国試に合格する講座ってコレなんだ!と思いました。

海外医学部卒業生コース
三重大学医学部附属病院

赤塚 操 先生

James Cook 大学卒(オーストラリア)

自己紹介

Q
出身大学、卒業の時期・帰国の時期を教えてください。
A

James Cook 大学(オーストラリア)。
卒業の時期2020年12月・帰国の時期2023年8月です。

Q
現在の勤務病院と現在の具体的な業務を教えてください。
A

三重大学医学部附属病院で研修医として働いています。

Q
今後の目標や将来の夢を教えてください。
A

孝志郎先生のようにまずは日本で内科の専門医を目指して頑張りたいと思っています。

メック入会の決め手

Q
予備校を検討し始めた時期は? 
A

帰国時期の2年ほど前の2021年くらいからです。

Q
メックを知ったきっかけは何ですか?
A

HPで知りました。地元が東海エリアなのですが、調べた際に希望エリアにあるのはメックだけでした。

Q
メックに入会を決めた理由、魅力と感じた部分について教えてください。
A

オーストラリアはよく見る疾患を中心にやるので、難病にあたるようなレアなものをほとんど習う機会がなく、試験にもまったく出ません。
でも日本の医師国家試験では臨床問題として出題されます。習っていないものを解くことは当然難しいですが、メックではそのような部分でしっかりとサポートいただけるのと、カリキュラムに沿って勉強していれば確実に受かる、というところが魅力だと思いました。
あとは通学することで学習と生活をしっかりと管理してもらえる、臨床経験のある先生方に教えてもらえる、などの理由でメックに決めました。

メックに入会して良かったこと

Q
日本語診療能力調査対策について良かったことを教えてください。
A

最後にカルテを書いて試験が終了になるのですが、日本語の意味を理解していないと医療用語がわからず、カルテにどのように表現して書いたら良いのかわからなくて困りました。
でもメックでは、個別指導やドクターズカンファレンスがあり、安心材料になりました。

Q
医師国家試験対策について良かったことを教えてください。
A

日本語診療能力調査が終わって無事に合格できて、いよいよ残すは国試!となったところで、心配事があった都度お話を聞いていただけてとても助かりました。
自分のことを客観的に見るのが難しかったので、例年はこうでしたよ、と教えてもらえたので安心できました。
また、他の方と比べると自分は圧倒的に学習時間が少ないのもあってとても不安でしたが、しっかりサポートいただけたのも良かったです。

Q
メックのカリキュラムや講座はどうでしたか?
A

オーストラリアでは勉強の仕方は教えてもらえず、自分で考えないといけなかったので大変でした。でもメックではカリキュラムが決まっているので良かったです。
講座については特に孝志郎先生の授業が気に入っていました。孝志郎先生は臨床像が見える話し方をされるので、「これは使える知識だな」というのが面白くて好きでした。

マッチング・その他

Q
日本で医師になろうと思った理由は?
A

海外で医師と働いている時は、成長しているという実感があまり得られなかったんですね。最初は特に、この病気だからこの治療をしている、というのを上の先生にしっかりと教えていただいて理解していないと身につかないものだと思います。
でも当時私が研修をしていた病院では、自分なりにやってみても上からダメと言われ、なぜダメなのかは教えてもらえないことが多かったです。それに、こういう勉強をしたら良い、などのアドバイスも一切なかったですし、資格があるのに扱いもあまりよくなかったので腑に落ちず、このままだと医師として成長できない、と思い、日本で就職しようと思いました。
また、日本ではオリエンテーションなどの研修もきちんとあり、現場で患者さんから様々なことを学ぶことができるのも理由の1つになりました。

Q
マッチングはいつ頃から動き始めましたか?病院見学には行きましたか?
A

病院見学に行ったのは8月頃で、見学時に面接もありました。

Q
海外と日本の国試の違いや、それに伴う学習方法の違いについて教えてください。
A

オーストラリアでは医師国家試験のようなものはなく、医学部を卒業したら基本的に医師になれます。 ※メック注:国により医師免許取得制度は異なります。
医師国家試験は暗記重視かなと思っていましたが、実際受験した際、出題者の先生の専門分野の病気についての問題が出題されました。私は知らない病気だったのでお手上げでした。

Q
日本の医師国家試験で他に大変だったことは何ですか?
A

出題範囲が広いですね。もしレアな疾患を出題するとしたら、オーストラリアは「知っている人なら解ける問題」として出されますが、日本では「みんな知っていて当たり前の問題」として出題されます。
このような場面ではまずは何を確認しますか?と問いかける臨床問題が多い印象もあります。英語を日本語にするだけではなく、新しい知識も入れないといけなかったので大変でした。

Q
メックに入会する前に、日本の医師国家試験の対策はしていましたか?
A

メック以外の他社教材を少し見ていました。

Q
メック入会後に初めて見たメック講座はいかがでしたか?
A

やはり臨床経験のある先生方に教えてもらえるのは違うな、と思いました。国試に合格する講座ってコレなんだ!と思って感激しました。

Q
メックで学んだことが現場で活きていると感じたエピソードを教えてください。
A

初期研修で絶対見ないといけない疾患症候があるのですが、その中で孝志郎先生がお話していたな、と思い出すときがあります。

入会を迷っている後輩への
メッセージ 

日本とオーストラリアでは臨床やお薬の使い方など違うところがあります。
現在海外医学部に通っている方は、「日本では違う」とわかった上で勉強していただいた方が良いかなと思います。
臨床の準備というところでも、自分なりのやり方でやるよりは、経験のある先生方に教えてもらった方がためになるのかなと思います。医師国家試験の勉強でもありますが、実際に海外では見たことがない中で仕事をすることになるので、日本の臨床現場のイメージを湧かせるという意味でも、日本との違いというのを意識してやっていくのが良いのかなと思います。
また、メックに通うことは刺激にもなると思います。夏頃から医師国家試験までの短期間で合格、という確実なところを狙うのならば、私はメック通学をおススメします。

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