《2024年度版》予備校メック流
医学生のためのオススメ勉強法はコレだ!
「第31回:国試当日を万全に迎えるためのポイントと準備物伝授!」
2025.01.16
🌸笑門来福🌸
新しい1年が始まりました!
こんにちは!医師国家試験対策予備校メック大阪校のラーニングインストラクター(L.I)「L.I Nisshy」 です。
いよいよ医師国家試験まで1カ月を切りました。皆さま対策は順調でしょうか?
今まさにラストスパートをかけている時期かと思いますが、なにはともあれまずは体調を崩さないということを第一に、1日のスケジュールを決めて計画的に学習を進め、食事をバランスよく摂り睡眠時間をきちんと確保しましょう!
12月はラストスパートの方法についてまとめましたが、今月は“国試当日を万全に迎えるためのポイントと準備物” をテーマにお伝えしていきます。受験生は必読です!
第31回:国試当日を万全に迎えるためのポイントと準備物伝授!
長年国試受験生をサポートしてきたL.I Nisshyが、国試に万全な状態で臨むために必要なこととして実感しているのが以下二つです。
① 学習面の追い込み
② 事前準備
①はすでに先月のコラムなどでご紹介済みですし、皆さん各々対策されていると思いますので、今回のコラムでは学習面以外の対策や準備物などを3つのCHECK POINTでご紹介していきます。
ぜひ最後まで目を通していただき、国試前日や当日に慌てることのないよう参考にして準備してみてくださいね!
医師国家試験を万全の状態で乗り切るためのCHECK POINT
🖕CHECK POINT2.持ちもの
・当日の持ちもの[義務づけられているもの]
・その他の持ちもの[義務ではないが用意を推奨しているもの]
・当日役立つもの[あれば便利]
① 予防・対策を含めた体調管理
・感染症予防のため、手洗い・うがいをこまめにしっかりと行いましょう。
外出する際はマスクもお忘れなく。
・スギ花粉症の方は予防・対策を事前からしっかりしておきましょう。
花粉症シーズンは早ければ2月初旬頃から到来します。かかりつけ医がある方は早めに受診して薬を用意しておきましょう。
・虫歯のある方は、事前に治療をしたり痛み止めを準備したりしておきましょう。
・食中毒のおそれがある食べ物は、試験が終了するまでは控えましょう。魚介類なども注意!
② 持ちもの
・受験票を紛失しないようくれぐれも気をつけて!
・国試当日の持ちものは早めに準備
→ CHECK POINT2参照
・温度調整がしやすい服を用意
※会場によって体感温度に差があることが先輩方からも注意点として挙げられています。
③ 事前確認
・国試当日の天気、気温を確認しておく
・交通機関のダイヤは事前に確認しておく
※平日・土日ともに確認しておく
・試験会場の下見をしておく
当日初めて訪れる土地勘がない場所では余計な緊張や不安を感じてしまう可能性も。
事前に会場を下見することで安心材料を増やしておきましょう。宿泊される方は、ホテルの場所も確認しておこう!
<ホテルに宿泊される方>
・試験当日を余裕をもって迎えるために、早めにチェックインする
・部屋の湿度に要注意!加湿器を利用して快適な湿度を保つ
・起床に不安がある場合はモーニングコールを頼んでおく
■当日の持ちもの[義務づけられているもの]
① 受験票
受験票で本人確認のための照合を行うため、持参必須!念のため、受験票を写真に撮っておきましょう。万が一忘れた場合は会場で再発行の手続きを行う必要があります。
受験票は国試前日には持っていく鞄の中などに入れておき、当日の出発前にもきちんと入っているか必ず確認しましょう!
② 鉛筆(HB)・鉛筆削り
医師国家試験は例年シャープペンが不可となっています(留意事項に記載)ので、鉛筆の持参は必須!鉛筆は5本以上持参するようにしましょう。鉛筆削りもセットで用意しましょう。
③ 消しゴム(プラスチック)
使いやすい消しゴムを複数持って行きましょう。紛失しても予備があれば安心です。
④ 腕時計
試験場によっては会場内に時計が設置されていない場合も!必ず自分の時計を持っていきましょう。
電卓や通信、メモ等の機能がある時計の使用や、スマートフォンを時計代わりにすることは認められていません。通常の腕時計を用意しましょう。
⑤ 定規
■その他の持ちもの[義務ではないが用意を推奨]
① 身分証明書
運転免許証など。万が一、受験票を忘れたときのため。
② 黒ボールペン
試験の合間に配布される「現住所確認用紙」で訂正がある場合に使用しますので、念のため持っていきましょう。
※フリクションなどの消せるボールペンは不可
③ モバイルバッテリー
スマホやタブレットの充電が足りないことで大慌てしないように、念のため準備しておくと安心です。コンビニなどで有料レンタルできるアプリ “chargeSPOT” もおすすめ。
④ タブレット
当日試験前や休憩時間に最終確認ができるツールの持参は必須!
⑤ メックのテキスト
「国試無双」「LAST MESSAGE」「コンパクト内科」など休憩時間中の見直しに活用してみてください。試験当日、心の支えになれば幸いです。
⑥ 折りたたみ傘
■ 当日役立つもの[あれば便利]
※試験時間中のひざ掛けの使用は不正防止のため禁止となっています。
飲み物は利尿作用があるお茶やコーヒーよりも水や白湯などカフェインレスのものがおススメです。
また、屋外と屋内の寒暖差により鼻水が出る可能性があります。そのような状態では集中力も途切れてしまいますので、必ずティッシュも持参しましょう。
※その他、用意しておくと安心感がある薬 → 目薬/下痢止め/鎮痛薬/胃薬
・早起き必須!
1ブロック目から学習の成果をしっかりと出せるように、早起きをして時間と気持ちに余裕をもって準備しましょう。
スロースターターな方は特に良いスタートダッシュができるよう早起きを徹底しましょう。
・朝食はしっかりと摂る
A、Dブロックは例年9:30~12:15の165分という長丁場。空腹で集中力が途切れないよう朝食をしっかり摂って出かけましょう。
・出発前に改めて持ちものの確認をする(「CHECK
POINT2.持ちもの」参照)
特に受験票は必ず確認しましょう!
・交通情報・気象情報を確認
当日の天候や気温をしっかりチェックして出かけましょう。試験に集中するためにも服装には気を遣いましょう。寒い時期の試験ですが、CHECK
POINT1でも記載した通り、試験会場の温度は会場によってまちまち。調整しやすい服を用意しましょう。
・時間に余裕をもって出発する
試験時間前のバタバタに要注意!
試験会場に時間ギリギリで到着してしまうと焦りに繋がります。試験開始時間の1時間半~1時間前には到着するようにして、最後の見直しをする、朝の勉強のルーティンがある方は出来得る限りこなす、など、なるべくいつも通りに過ごして平常心を保つことが大事です。
各会場の開場時間も事前に確認しておきましょう。
試験開始時間の35分前(8時55分)に試験の説明がスタートしますので、この時間までに指定の教室に入り着席しておきましょう。ここからは試験前の見直しはできません。それをふまえるとやはり遅くとも1時間前には到着しておくことをおすすめします。
② 試験開始前
・試験開始前に必ずトイレに行っておく!
・「絶対に合格する!」「医師になる!」と心の中で唱えて試験にのぞむ!
試験開始前は少なからず緊張や不安を感じているかと思いますが、ご自身がこれまで積み重ねてきた勉強の量や時間を思い出し、自分を信じて試験に臨むことが一番大切!
Aブロックの1問目から自信と勇気をもって臨みましょう!
以上、いかがでしたでしょうか?
今回は国試直前ということで、国試当日を万全に迎えるためのポイントと準備物ついて詳しくお伝えしました。
ただでさえ緊張する当日、予想外のことで無駄に慌てることが無いように、こちらのコラムを参考にして準備を進めていってくださいね!
医師国家試験まであとわずかとなりました。
体調に気を配りながら学習面ではラストスパートを掛けて準備をぬかりなく、皆さまが心身ともに万全な状態で国試に臨み力を出し切れるように、メック講師・スタッフ一同祈念しております!
受験生の皆さま、国試まで強い気持ちで駆け抜けてください!!!
ファイト~~~~~~!!!!!!!!