《2023年度版》予備校メック流
医学生のためのオススメ勉強法はコレだ!
「第11回:いざ!医師国家試験に向けた必修対策!~ワンポイントアドバイス編~」
2023.11.13
こんにちは!メックのL.Iくまです。
秋も深まり朝晩冷え込む日もあるものの日中は気候も良く、落ち着いて勉学に励むことができる時期ですね。
皆さま、勉強会は、はかどっていますか?(そうでもない?はかどっていると信じたいL.Iくま)
先週公開した「第11回:いざ!医師国家試験に向けた必修対策!~基本編~」はいかがでしたか?
今回は、勉強法コラムでは最多出場、多くの学生を合格させてきた信頼と実績のご存知
Dr.川端より、「必修対策ワンポイントアドバイス編」をお届けします!
第11回:いざ!医師国家試験に向けた必修対策!
~ワンポントアドバイス編~
Dr.川端
前回の「第11回:いざ!医師国家試験に向けた必修対策!~基本編~」はお読みいただけましたか?
今回は私Dr.川端が、必修対策のワンポイントアドバイスをご紹介します!しっかり読んでご理解いただけば、必修対策に必ずお役に立ちますよ!
・後半25問(臨床問題)では、内科・救急:基本的な疾患、治療、主訴で得点しやすい。
その他、他と差をつけるには?!
〇産婦人科(臨床問題でも産婦人科はやや難易度が高め傾向。正答率90%以下の問題多し。)
〇公衆衛生(計算問題も確実におさえておく)
111回では、臨床問題の難易度が高くなっていたため必修落ちが多い年でした。
それ以降の難易度は、難問はあるものの安定している傾向です。臨床問題の難易度によって必修の難易度が左右されると言って良いでしょう。
そして、一般問題の難易度が高い問題※に翻弄されてしまう学生が多いです。
ここで動揺せず、臨床問題を確実にとれば、必修はクリア間違いないでしょう!
※一般問題の難易度が高いトリッキー問題例
例えばBブロックの一般問題で5問落とすよりも、臨床問題を2、3問落とす方が怖いです。3点の臨床問題で決まる!!といっても過言ではないんです。
本番での問題を解く姿勢としては、一般問題は“余裕をもって”、臨床問題では“120%集中して”問題を解いていきましょう!!
最近の「必修」では、110~112回頃の“必修落ち”が多かった時代に比べて、皆さんがイメージしている現場に即した臨床対応問題的なものに加えて各論で出題されそうな問題(内科主訴・診断・検査・治療を問われる問題)も増えていることがみえてきました✨
これは何を意味しているかといいますと、
最近の必修は「必修過去問をやりこむ」「一般臨床での頻出疾患の基本的な診断、検査所見、治療」を確実にすれば通ると言っても過言ではない、ということです。
最後に、必修が苦手だったメック生が“国試で必修を80%以上クリアできた学習方法”をご紹介いたします。
目標は「国試での必修80%以上クリア!」🔥
11月から国試直前まで実施した学習方法はこの3つ!
① 問題文の問われ方(医学用語・患者さんの頻出背景)に慣れるため、必修過去問演習を毎日コツコツ解く。
② 必修の医学の一般知識を確実にするため正答率80%以上の問題を解く。
(過去問の正答率80%以上の問題に絞って演習)
③ 勉強会(グループ学習)の参加や、友達同士での学習で、周囲との知識や考え方にズレがないかを確認し、その都度擦り合わせを行う。
➡ つまり、みんなと同じ方向性で学習することが大事ということ!
出題者が求める人材とは、即戦力になり得るというだけでなく、当たり前のことを地道に学習できる人材です。
例年同様、過去問をベースとした問題をきちんと押さえていれば合格できることに変わりはありません。
コツコツと演習を行い長期記憶に落とし込んでいきましょう!!
基本編、ワンポイントアドバイス編にわたってお届けした「第11回:いざ!医師国家試験に向けた必修対策!」いかがでしたか?
この2本をお読みいただいて学習にご活用いただけば、必修に自信がもてるはず!!!
ぜひ必修80%クリアを目指してがんばりましょう!