《2024年度版》予備校メック流
医学生のためのオススメ勉強法はコレだ!
「第29回:メックの必修対策決定版!~ワンポイントアドバイス編~」
2024.11.29
医学生の皆さまこんにちは!
医師国家試験対策予備校メック大阪校のラーニングインストラクター(L.I)「L.I Nisshy」です!
例年よりは暖かいものの、大阪中心部のイチョウもようやく綺麗に色づきました!皆さま、試験対策の進捗はいかがですか?
前回公開した「第28回:メックの必修対策決定版!~基本編~」はご覧いただけましたでしょうか。
今回は、前回の基本編と合わせて読めばますます必修対策が盤石になること間違いなし!の「ワンポイントアドバイス編」をお届けします。
ワンポイントアドバイスは個別指導で大人気、長年多くの学生様を医師国家試験合格へと導いた信頼と実績のDr.川端よりいただきました。必読です!!!
第29回:メックの必修対策決定版!~ワンポイントアドバイス編~
Dr.川端
こんにちは!今回は私Dr.川端が、必修対策のワンポイントアドバイスをご紹介します!
しっかり読んでご理解いただけば、必修対策に必ずお役に立つと思いますので、時間を見つけて読み進めてみてくださいね!
必修の心得はスバリ……!
3点配点の臨床問題で合否が決まる
Dr.川端による必修問題の傾向分析
- ・前半25問(一般問題) ➡ トリッキーな問題多し
- ・後半25問(臨床問題) ➡ 内科・救急:基本的な疾患、治療、主訴で得点しやすい
【その他、他と差をつけるために知っておくべきこと】
- ・産婦人科:臨床問題でも産婦人科はやや難易度が高め傾向。正答率90%以下の問題多し
- ・公衆衛生:計算問題も確実におさえておく
111回医師国家試験は臨床問題の難易度が高くなっていたため、必修落ちが多い年でした。
それ以降の難易度としては、たまに難問はあるものの安定している傾向です。臨床問題の難易度によって必修の難易度が左右されると言って良いでしょう。
そして、一般問題の難易度が高い問題(※)に翻弄されてしまう学生が多い印象です。ここで動揺せず臨床問題を確実に取れば、必修はクリア間違いなし!しっかりと対策をしていきましょう!
では※一般問題の難易度が高い問題=トリッキー問題を過去問でチェックしていきます。
以上トリッキー問題3問、皆さんは解答できましたか?
必修の怖さは、例えばBブロックの一般問題で5問落とすよりも、臨床問題を2~3問落とす方が圧倒的にダメージが大きいということ。3点の臨床問題で決まる!といっても過言ではないんです。本番での問題を解く姿勢としては以下2つがポイントです。
- ① 一般問題は読み間違い、ケアレスミスを防ぐために”余裕をもって”焦らず問題を解く
- ② 臨床問題では“120%集中して” 問題を解く
【さらに必修分析してみました】
医師国家試験117回の臨床3点問題を調査した結果が以下の通りです。こちらも過去問を確認していきましょう。
CHECK1
公衆衛生の計算だけで6点!⇒ここを落とすと苦しい……
116回でも正解で5点ゲットできた!
CHECK2
正答率は低いけれど取ろうと思えば取れるレベルの問題。
珍しいテーマです!⇒「慢性疾患の管理」
「経鼻胃管の問題」
116回は4回正解選択肢になっています。
116A-68/116A-72/116B-16/116E-28
CHECK3
・合否をわける問題 ①
一般臨床っぽい問題。これを落としてしまう人は各論の基礎も弱いはず。
1.頻出疾患の診断、2.治療、3.検査所見が重要!!
・合否をわける問題 ②
117回は必修独自の問題がE問題に集中!必修が苦手な人はEブロックが難しく感じたようです。
以上が私Dr.川端の必修分析とそれに基づいた過去問の「解いてみよう!」でした。多めの過去問を例に出しましたが、皆さんは問題なく解答できたでしょうか?
紹介した過去問の解答と解説が気になる方は、ぜひMEC Net.の国試演習【無料】で確認してみてくださいね!
ここ数年の国試の「必修」では、110~112回頃の“必修落ち”が多かった時代に比べ、皆さんがイメージする現場に即した臨床対応問題的なものに加えて、各論で出題されそうな問題(内科主訴・診断・検査・治療を問われる問題)も増えています。
これは何を意味しているのでしょうか。
それは、最近の必修は「必修過去問をやりこむ」「一般臨床での頻出疾患の基本的な診断、検査所見、治療」を確実にしておけば必修落ちは免れる、と言っても過言ではない、ということです。
それでは今回のコラムの最後に、必修が苦手だったメック生が“国試で必修80%以上クリアできた学習方法”をご紹介いたします。
メック生の目標:「国試での必修80%以上クリア」
こちらのメック生が11月から国試直前まで実践した学習方法はこの4つ。
-
① 必修の過去問演習を毎日コツコツ解く
➡ 問題文の問われ方(医学用語・患者さんの頻出背景)に慣れるため -
② 正答率80%以上の問題を解く(過去問の正答率80%以上の問題に絞って演習)
➡ 必修の医学の一般知識を確実にするため -
③ 勉強会(グループ学習)や、友達と勉強する
➡ 周囲との知識や考え方にズレがないかを確認し、その都度擦り合わせできるため
→ “みんなと同じ方向性で学習すること”が大事! -
④ メックの直前期講座を受講して最終確認!
➡ おススメ講座はこちら!
Dr.川端
医師国家試験の出題委員が求める人材とは、即戦力になり得るというだけでなく、“当たり前のことを地道に学習できる”人材です。
例年同様、過去問をベースとした問題をきちんと押さえていれば合格できることに変わりはありません。コツコツと演習を行い長期記憶に落とし込んでいきましょう!!
Dr.川端の必修対策ワンポイントアドバイスは以上です。
基本編、ワンポイントアドバイス編にわたってお届けした「メックの必修対策決定版」いかがでしたか?
今回の2本を参考にして必修対策にご活用いただけば、きっと自信がついてくるはずです。
必修80%クリアを目指して一緒にがんばりましょう!
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